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新興市場の大底を当てる「マザーズ騰落レシオ」はどこで見れる?使い方も解説!

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新興銘柄を中心にボラティリティの
大きさが魅力なマザーズ市場。
 
暴落するときは派手に落ちますが、
逆に大底からうまく乗ると
大きな利益を獲得できます。

そして、
新興株で大勝ちする人は
もれなく大底付近で買えるので
結果を出せているのです。
 
今回は、その大底で買うための指標
「マザーズ騰落レシオ」について
解説していきます。
 
 


 
 

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騰落レシオとは


 
 
騰落レシオとは、
買われすぎ・売られすぎといった
相場の過熱感を測る指標です。

市場における
値上がり銘柄と値下がり銘柄の「比率」を
パーセントで計算します。
  

 
騰落レシオ(%)計算式
 
●日間の値上がり銘柄数 ÷ ●日間の値下がり銘柄数×100

 

 
測定する日数は、25日間が一般的です。
(25日騰落レシオ)
 
 
値上がり銘柄数と値下がり銘柄数が同じなら
騰落レシオ=100%となりますので、
 
簡単に見方を説明すると
下記のようになります。
 

 
✅ 値上がり銘柄が多い=騰落レシオ
 
✅ 値下がり銘柄が多い=騰落レシオ
 
騰落レシオの高低は100を基準として、
 120以上:買われすぎ(天井圏)
 70以下 :売られすぎ(底値圏)
 

 
というのが一般的な目安とされます。
 
もちろん、120に達したから絶対に天井!
ではなく、その時の相場が凄く強ければ
120を突き破って130、140と行きますし、その逆も然りです。
 
歴史的な暴落であるコロナショックの
東証一部騰落レシオは44でした。
 
ただ、騰落レシオが70%を下回る時、
振り返ると大体相場が底を打っています。
 
なので、個人的には騰落レシオと
株価の底値は一致すると思っていて、
それは過去チャートからも確認できます。
 
<参考>
東証一部騰落レシオ(25日)と日経平均株価チャート


 
  

マザーズ騰落レシオの概要


 
 
騰落レシオは、市場・日数など
様々なカテゴリーに区別できます。
 
一般的によく見られるのは、
東証一部の25日騰落レシオです。
 
サイトはこちら
https://nikkei225jp.com/data/touraku.php
 
 
そして、本題のマザーズなのですが、
こちらも騰落レシオがあります。
 
いくつかサイトを調べてみましたが、
株式マーケットデータが出している
情報・チャートが見やすいです。
https://sheet.zoho.com/sheet/publicgraphs/0b5dbaf424bf425fac0f8cc49bce6ee51614562165240393
 
ケンミレの時系列データも参考になると思います。
ケンミレチャート
 
 
チャートを追ってみると、
かなり上下があるのとともに
株価との相関性も見ることができます。
 

 
 

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大底を見定める使い方


 
 
前項で120が加熱・70が大底という
一般的な目安を紹介させていただきました。
 
マザーズで大底を狙う場合、
底値圏の値は70より低くなる傾向にあります。
 
実際に、過去マザーズが底を打った日の
数値を見てみますが、、、
 
 
2020年3月16日 49.27
 
2020年7月31日 65.43
 
2021年5月13日 64.25

 
 
となっています。
 
ここから考えるに、
70未満であれば大底は近い
判断して差し支えないと思います。
 
 
注意点としては、
 
2021年4月のように
騰落レシオが反発しても
株価がしばらく停滞する時期がある。

 
逆に、2020年11月のように
騰落レシオが下がっているのに
株価指数が高止まりしている時期がある。

 
ことです。
 
騰落レシオはあくまで
値上がり・値下がりの割合を見ており、
 
その「上昇率」「下落率」「時価総額」
までは細かく判別されていません。
 
なので、指数への影響が大きい
マザーズの大型株だけ上がっていて
その他大勢が下がっている相場では、
 
騰落レシオが低くなっても
株価はほとんど変わらないという
現象も出てくるのです。
 
これは何にでも言えますが、
1つの指標だけに頼らず複数の
観点から相場を判断するようにしましょう。
 
 

まとめ


 
 
今回の記事は以上となります。
 
騰落レシオだけで相場の転換点を
判断するのはオススメしませんが、
 
とはいえ、過去のデータを見る限り
マザーズ騰落レシオ70未満であれば、
大底である可能性が高いです。
 
大相場に乗るためには、やはり
相場が沈んでいるときに乗るのがコツ。
 
その大底でエントリーするための
客観的なデータとしてぜひご活用ください。
 
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました!
 
 
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