トレード手法

時価総額が小さい銘柄でトレードするときに気を付けたいこと

投稿日:

 
 

こんにちは、カズキです。
 
株を売買するときにチャートだったり、
株価だったりを見ることはあっても、
意外と見落としがちなのが時価総額だと思います。
 ※少なくとも私は、です。
 
時価総額の定義は知っていても、なんとなく企業価値の大小という見方だけで、
どう活用したらいいか分からない、、、という人も多いのではないでしょうか?
 
そんな時価総額の基本的な知識から具体的なメリット・デメリット、

さらに、値動きが良いと言われる時価総額が小さい銘柄でトレードする際の具体的な活用方法まで、当記事では解説したいと思います。
 
 

スポンサードサーチ

そもそも時価総額って何?


 
 
時価総額は、以下のような計算式で求められます。
 

 
時価総額 = 株価 × 発行済株式数
 

 
「時価」とは、まさにその時点での株価のことを言い、
「総額」は時価に発行済みの株式数をかけ算した値のことを言います。
 
 
なぜ、時価総額が意識されているのか?というと、
ある時期までは株価の高低で企業価値が評価されていたのですが、同業種でも企業によってあまりに開きがあったりして比較が難しいという問題がありました。
 
 
たとえば、同じ自動車株でも企業によって株価に10倍以上開きがありますが、
「果たしてこの数字だけで企業の本当の価値が比較できるの?」という所からスタートしています。

7201日産 658円
7202いすゞ 1,113円
7203トヨタ 6,916円
7211三菱自動車 435円
7261マツダ 885円
7267ホンダ 2,488円
7269スズキ 3,986円

 
そこで、現在の株価に発行済み株式数をかけて、その総額を企業の市場評価とするために、時価総額が使われるようになったのです。
 
 
以前までは株価が高いだけで、企業価値が高いと評価されていましたが、
時価総額の概念を加えることによって、株価が低かったとしても発行済み株式数が多ければ企業価値が高いと、評価されるようになったのです。
 
 
また、株価単体ではわからなかった企業価値が時価総額によってより正確に計測でき、外資企業とも同じように比較することができるため、国をまたいだ評価方法としても使われています。
 
 
ちなみに、こちらは日本企業と海外企業を含めた世界時価総額ランキングですが、
平成元年はズラリと並んでいた日本企業が、30年後にはなんとトヨタ1社のみ、、、
 

※2018年8月20日 ダイヤモンドオンラインより

一目で平成30年間での日本企業の衰退がわかってしまいますね(*_*;
 
 

時価総額の大きさ・小ささはどう影響するか?


 
 
では、時価総額の大小が株価・さらには私たちのトレードにどのように影響するか?順番に見ていきまましょう。
 
 
① 時価総額が大きい会社
 
時価総額が大きい会社の特徴は、発行済み株式数が多いので、値動きがゆっくりで鈍くなることです。これはメリット・デメリット両面あり、
 
ゆっくり動く = 大損もしなければ大儲けもしない場合が多いと考えて相違ないでしょう。
 
もちろん、日産自動車の不祥事のように、大きな会社でも投資家の注目を一気に集めるようなイベントや事件があれば急騰・暴落することはあります。
 

 
 
② 時価総額が小さい会社
 
逆に、時価総額が小さい会社の特徴は、発行済み株式数が少ない(or株価が安い)ために値動きが大きくなりやすいという事です。
大きく動きますので、大儲けすることもあれば、大損する可能性もはらんでいるということです。
 
どちらもメリットとデメリットが表裏一体ですね……。
 
特に時価総額の小さい会社の株で注意しなければいけないのは、「流動性の低さ」で、売りたいときに売れないという危険性もあります。
 
リスクオフでいざ売らないといけない・急に現金が必要になった時に、売却して現金化できないため、安全な資産としては扱えないでしょう。
 
 
また、会社経営者の立場に視点を移すと、時価総額が小さすぎるとTOB(=企業買収)を掛けられる可能性が高くなります。
 
買収というと悪いイメージに捉える人もいますが、こればかりはケースバイケースで株価にプラスに作用することもあれば上場廃止にまで至ることがあります。
 
プレミアムがついてもともとの存株主が得する場合もありますが、リスクとして認識しておく必要はありそうです。
 
 

スポンサードサーチ

時価総額が小さい会社を売買するときの注意点


 
 
私が見る限り、個人投資家の皆さんは結構時価総額の小さい会社がお好きなようです。(偏見ですか?笑)
 
何といってもまとまった大きな買い注文が入ると株価が急激に上がりやすいからですね。
 
 
時価総額約20兆円のトヨタ自動車に20億円の資金を投じても0.01%ほどのインパクトしかありませんが、
極端な話、時価総額10億円の企業に20億円の資金を入れると株価は吹っ飛びます。
 
 
信じられない話かもしれませんが、数十億円単位の資金でしたら個人レベルでも用意できる人が存在するようで、時価総額の小さい小型株の株価を容易に動かせてしまうのです。
 
 
値上がり率ランキングに聞いたことが無かったり、時価総額の小さい会社がよく並んでいるのはこのためですね。
 
なので先ほどもあげた通り、流動性が低い銘柄も多いので売りたい時に売れなかったり、
あまりにもボラティリティ(変動値幅)が大きく、波に乗れれば大儲け・外すと大損というリスクを常に頭に入れてトレードした方がいいと思います。
 
 

時価総額の大小だけでなく出来高も見よう!


 
 
とはいえ、危険という理由だけで時価総額の小さい銘柄を一律に避けていても
せっかくのボラの高さ=チャンスをみすみす逃すことにもなりますので、
 
時価総額が小さい銘柄をトレードする際に、もう1つチェック指標として「出来高」にも注目してみてください。
 
 
※出来高とは?
 
出来高とは、ひとことでいうと、売買が成立した株数のこと。
 
その会社の株の売買量を示していますので、一般的に
 
出来高が多ければ活況=人気銘柄であり、逆に
 
出来高が少ない=人気が無い・値動きもない

 
と言われています。
 
必ずではありませんが、東証1部の大型銘柄も出来高が多い銘柄がよく見られます。
 
 
もし、時価総額が低くて危なそうな銘柄でも、この出来高が多ければ売買が成立しやすくなりますので、流動性リスクは低くなります。
 
 
また、企業にとって大きな発表や好決算などがあり、それまでチョロチョロだった出来高が急増した時は急騰の初動である可能性もあるので、エントリーチャンスにもなります。
 
※出来高急増はランキングを見れば一発で分かります↓

・Yahooファイナンス 出来高増加率ランキング
https://info.finance.yahoo.co.jp/ranking/?kd=33&tm=d&vl=a

・株ドラゴン 急動意ランキング
https://www.kabudragon.com/ranking/kaichart.html

 
 
いくら時価総額が小さくてポテンシャルがあったとしても、業績が何年も赤字続きだったり、株価チャートが心肺停止だったりすると、いつ動き出すか分からない銘柄に資金が拘束されてしまいます。
 
 
なので、激増とは言わなくとも、出来高が徐々に増えてきているか?一定数あるか?も加味して、最終的な投資判断をしてみてください。
個人的には1日の出来高10万株以上がオススメです。
 
 

スポンサードサーチ

時価総額別 トレード方針


 
 
ちなみに私見たっぷりに、私なりの時価総額の大小とトレードスタイルを下記にまとめました。
 
 
【時価総額】

【二桁億円】 迷わず小資金で短期トレード
 有無を言わさず時価総額は小さい。長期間動いていない流動性の低い株が多いため、出来高と株価トレンドは要チェック。基本的にリスク資産なので、トレードするなら投資資金の20%まで。
 
 
【100~300億円】 短期の値幅取り
 時価総額「小さめ」な銘柄たち。売買方針は時価総額二桁億円の銘柄と変わらないものの、比較的出来高が大きく、まとまった資金を入れて短期で値幅取りをする。
 
 
【300億円以上】 比較的じっくり行ける
 300億円では時価総額が大きいとは言えないものの、「小さい」というレベルから脱した領域。安定したトレンドのある銘柄ならじっくりスイングもできる。

 
 
こういった感じです。
 
あくまで私見+全体的な括りですので、個別の銘柄ごとにしっかり分析することをオススメします。
 
時価総額の小さい銘柄については私の場合は、短期の値幅取りトレードか、
会社の将来性に賭ける中長期投資にしろ、寝かせても困らない資金で投資します。
 
 
それでは、本日の記事は以上となります。
 
記事タイトルに反してどちらかというと時価総額の小さい銘柄のデメリットを強めに言った気もしますが(笑)、
 
大口ファンドや機関投資家の中には、時価総額が小さいという理由だけで投資できないことも多々あるようなので、
 
彼らが買う前に個人が仕込み、ひとたび話題になったタイミングで株価急上昇⇒利益確定できるロマンも秘めています。
 
少額で練習しながら少しずつ慣れていきましょう!それでは。
  
 
<関連記事>
時価総額の小さい銘柄には「仕手株」というクセの悪い銘柄も紛れています。個人投資家を大損に陥れる仕手株の恐ろしさと、対処法を解説しました。
↓ ↓ ↓
【仕手株】すぐ下がる「一発屋」銘柄の見分け方【簡単シンプル】

 

スポンサーリンク

-トレード手法

Copyright© カブログ@副業株ブログ , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.