銘柄選び

株価10倍を取りたかったら、「保有する」という感覚は捨てるべき

投稿日:


 
 
こんにちは、カズキです。
 
誰もが憧れるテンバガー(10倍株)
 
毎年必ず出現し、直近5年単位で見ても
10倍以上の上昇率を記録した銘柄は170社を超えます。
 
それだけ夢のある投資法ですが、
そんな夢を持ったばっかりに、
ある感覚を捨てないとドツボに嵌ることになります。
 
 
それは何かというと、株を「保有する」という感覚です。
 
 
これを捨てることが出来なければ、
 
仮にテンバガー銘柄を安いうちに買えていたとしても、
十分に利益を取ることはできないしょう。
 
今日は、その理由と対策について解説します。
 
 

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ほとんどの投資家が直面する現実


 
 
株価が大きく伸びる銘柄の中で、
長期間、一直線に上がっていく銘柄はごく稀です。
 
どちらかというと、
 
途中で大きな下落がありつつも、
どこかで踏みとどまり、
反発後、更に大きな上昇を描くパターンが多いです。

 
 
問題なのは、その値幅の大きさ。
 
 
結果的に高値を更新していったとしても
途中で株価半額になったりするケースすらあり、
 
※事例についてはこの後解説します
 
もし途中の高値を掴んで含み損にしてしまったら、気が気ではありません。
 
というか、多分怖くなってロスカットしてしまいますよね・・・。
(私ならやってしまいます。) 
 

安値で買えてプラスになっていた場合も、
この値幅の大きさに翻弄されて
途中で手放してしまう事が考えられます。
 
 
私の経験上、含み損の痛みよりも
あったはずの含み益が消失する痛みの方が
数倍大きいので、
 
含み益が減るのが怖くて利益確定したけど、
結果、そのあと株価がグングン伸びて
高値を更新していく・・・
なんて事態が発生します。
 
 
更に最悪なのは、そこで上がったのが悔しくて、高値でまた買ってしまうパターンです。
 
期待値が高くない割に
含み損になるリスクを伴うので、
全然割に合いませんね。
 
 
このように、上昇中の銘柄であっても
あまりに激しい乱高下に翻弄されてしまい、
 
仮に最安値で仕込めたとしても
大きく育つまでに「持っていられない」というのが、急騰株の現実です。
 
具体的な数字で、実際の例を見てみましょう。
 
 

10倍株の事例


 
 
今回は、2018年に株価が急騰し話題になった
名証銘柄3808「オウケイウェイヴ」を事例にしたいと思います。
 
ちなみにオウケイウェイブ社は
主に下記の4つ事業から収益を上げている企業です。
 
① Q&Aサイトの運営
② FAQシステムの販売
③ 多言語コンタクトセンター
④ フィンテック事業(AI・ブロックチェーンシステムの受託開発)
 
主力となるFAQシステムは国内銀行トップ5や役所、JR東日本といった大手著名企業での導入実績が多数あり、
年利益約9億円と、安定したビジネス基盤があります。
 
 
さらに、株価急騰の原因となったのが、
ブロックチェーン開発を専門とする「OK BLOCKCHAIN CENTRE」を
マレーシアで設立したことです。
 
ここでも約10億円の利益を計上し
暗号資産取扱業向けのセキュリティシステムの販売権も獲得しました。
 
 
株価は2018年初めより、暗号資産プロジェクトの思惑で上昇し始め、
 
年初に600円だった株価は、夏場には
8,060円(13.4倍)と上場来最高値を付けています。
 
 
しかし、株価が上昇する過程の乱高下はすさまじく、
急騰する過程での上昇⇔下落の例をいくつか挙げてみますが、
 

 
 

1/22:1,792円 ⇒ 1/25:1,226円
3営業日で31.5%下落
 

1/25:1,226円 ⇒ 2/1:2,180円
7営業日で77%上昇
 

2/1:2,180円 ⇒ 2/6:1,218円
3営業日で44%下落
 

2/6:1,218円 ⇒ 2/21:2,920円
11営業日で239%上昇
 

3/28:5,000円 ⇒ 4/3:2,988円
5営業日で41%下落
 

4/3:2,988円 ⇒ 4/13:7,530円
9営業日で258%上昇

 
とにかく激しく乱高下しているのが分かると思います。
 

※画像だけでは分かりづらいと思いますので、何となく乱高下が激しいイメージを理解していただければ大丈夫です。
 
 
しかも、ここまで急騰したオウケイウェイヴ株ですが、
楽天の持ち株売却や暗号通貨の暴落もあり、
年末にはなんと1,385円まで下落しています。
 
仮に7,000~8,000円台の高値で買って持っていたら、
投じた資金が5分の1(マイナス80%)になってしまっている計算です。

 
 
ちなみに、同時期である
2018年の東京株式市場全体のパフォーマンスで見ると、
 
東証1部上場銘柄の平均騰落率が▲20.6%
マザーズ上場銘柄の平均騰落率は▲13.8%ですので、
 
短期間で株価半減&倍増を繰り返してきた
オウケイウェイブ社がいかに激しく
乱高下していたかがよく分かります。
  
 
初動で買って、しばらく寝て待っていられれば良いですが、、、
 
あなたはこの激しさに耐えられますか?
 
 

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判断をブラさずにトレードするには?


 
 
とはいえ、大きく伸びる銘柄で利益を取りたいし、なるべく判断はブラしたくない・・・

そのために、どのような対処が必要か?
 
 
結論としては、

 
① 株を「保有する」という考え方を捨てる
 
② 長期保有用と短期値幅取り用の資金を分ける
 


 
 
というトレード戦略をお勧めします。
 

① 株を「保有する」という考え方を捨てる

株を資産として保有し育てていく投資法自体は素晴らしいと思いますが、
 
株価が何倍にも急騰する銘柄においては適さない場合があります。
 
 
ですので、「保有」ではなく

・大きく動いているタイミングのみエントリーし、
・値幅を取ったらすぐに手仕舞う

 
このような意識を持っておくと良いと思います。
 
上手く行った場合は確実に利益を取れますし、
エントリーを間違えた場合にも
早く撤退することができますので、
 
自然と損小利大が実現できます。

② 長期保有用と短期値幅取り用の資金を分ける

ある程度スキルのある方なら
もうやっている方法かとは思いますが、
 
トレードスタイル別に資金・口座を分けるのも手です。
 
 
1.短期間で値幅を取るのに徹する資金
2.長期保有ありきの資金
 
 
のように資金を分けておけば、2.長期資金の方で含み益が減ってしまっても、
 
1.短期値幅取り資金の方で確保した利益でトータルプラスになります。
 
 
この時、「資金別に口座を分ける」のがポイントで、
同一口座で管理をしていると、安値で買って育てている玉がそれよりも高値で買った値幅取り用の玉に引っ張られ、
 
平均単価が高くなってしまう事が起こります。
 
 
管理をスムーズにするためにも講座は分けた方が良さそうです。
 
ちなみに、同じ証券会社であっても、
 

・長期保有用 ⇒ 現物株口座
・短期トレード用 ⇒ 信用口座

 
で分けている人もいます。
 
 

まとめ


 
 
「投資のコツは欲張らないこと」

「頭と尻尾はくれてやれ」

という相場格言があるように、
 
仮に株価10倍にもなるような大相場に乗れたとしても、
最高値まで利益を取っていくのは至難の業です。
 
 
激しい上下動にも動じない、
判断の精度と精神力が伴うのであれば最後まで追っていけると思いますが、
 
 
無理なく利益を確保していくために、
じっと持ちながら最後まで行くのではなく、
 
一部で長期保有はしつつも
冷徹に値幅を取っていく方が個人には向いています。
 
せっかく乗れた大相場を取り逃さないためにも、ぜひ実践してみてください!
 
 
それでは。
 

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