こんにちは、
私の仕事は土日も関係なく
働くのがほとんどです。
まとまった休みは無く、
「そんな仕事ばっかりで大変だねー」
なんて言われるのですが、
この仕事・立場に就かせて
もらっているのは、非常に
ラッキーだと思っています。
実に30名を超える投資家
その教え子のトレード手法を
間近で学べることです。(お給料もらいながら)
受講費を払っている生徒さんからすると、
これって、すごい羨ましい事ですよね(笑)
仕事がトレードに興味を持つ
きっかけになりましたし、圧倒的な役得です。
そんな役得ばかりしている私なので、
今日は沢山の投資家に会い、
多種多様なトレード手法を
教えていただいた上で
個人的に実感した「共通点」について
お話ししたいと思います。
ひとことでまとめると
勝率は高すぎる必要はない。
むしろ、長く勝ち続けるには
適度な勝率こそが最短ルートである。
ということです。
スポンサードサーチ
勝率信仰の罠
あなたは
・○○連勝を記録!
・勝率90%の安定投資
・今月は負けなし
といったキャッチコピーに
魅力を感じたことはないでしょうか?
魅力的ですよね。
思わず知ってみたくなしまし、
「これを手に入れたら、あとは利益がチャリンチャリン....etc」
なんて想像をしてしまいます。(笑)
実際、勝率の高さに関するデータは
個人投資家の方のウケが良いそうです。
しかし、
実は、このような勝率の高い手法が
あなたの資産形成スピードを
大きく妨げているとしたら、
どう思いますか?
というのも、
トレードで稼いできた
30名以上の投資家から学び、
その後3年くらいのトレード成績も見て
導き出した結論なのですが、
✓勝率は高すぎても良くない
✓むしろ長期間安定して
利益を出し続けている手法は、
さほど勝率が高くない
ということです。
具体的な数字で言うと、
勝率55~60%程度です。
意外と高くないな、と思わないでしょうか?
ただし、勝率が高くない代わりに
利益が損失額のおよそ1.5~3倍くらいはあります。
これが、さほど高くない勝率でも
長期間通用し続ける秘密です。
つまり、
<1>55~60%の水準で安定して勝ち続けられる
<2>勝ったときに安定してしっかりと利益を確保できている
この2つがそろった結果、
トータルで見た場合に
勝率80%とか90%という手法よりも
圧倒的に資産を増やすことができます。
勝つことにこだわりすぎたがために・・・
実在する方ですが、
2017年に短期間で勝率90%超、
さらに資産を2ヶ月で20倍にした手法を持っている人がいました。
資金を激的に増やし、
サラリーマンから
念願の専業トレーダーになったのですが、
市況の変化で資金をすべて失ってしまい
その後はコンビニでアルバイトをしています。
※1年以上前の話ですが実話です
原因は複数あるものの、
このケースから言えることは
高い勝率を担保とした手法というのは、
その勝率が下がった瞬間に破綻します。
株式投資に限った話ではない
かもしれませんが、
大勝ではなくても
安定して「勝ち続ける」ことの威力は計り知れません。
あなたがもし、
資産を10倍にしたいなら、
短期間で勝率100%の手法ではなく、
勝率は60%以下だが、
長期間使い続けられるものを
オススメします。
ただし、勝率が低くなってくると
当然連敗することもあるので、
1回のトレードでの投資金額は
大きくせず、分散することはしてくださいね。
個人的には、6割と言わず
4割を下回らなければ良いと考えています。
同じくらい大切なのは、
利益と損切りのバランスですね。
その点については、
後日記事にまとめたいと思います。
スポンサードサーチ
今日のまとめ
勝率が高すぎると、
長く勝ち続けることはできない。
適度な勝率こそが最短ルートである。
それを実現するのは、
株式投資で長く使い続けられる
ロジックと分散投資です。
株式投資で達成したい
目標金額が今現在より離れている方こそ、
意識してほしい、
長期的に安定したパフォーマンスを
出す方法でした。
それでは!
P.S. 連休中に一番読んで頂いた記事です。こちらも参考にどうぞ
↓↓
<関連記事>【成功者の思考】株で億を達成したトレーダーの共通点